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溶解

OTSポンプ(Overflow Transfer System）

OTSポンプでの操業は、従来のポンプに比べてきわめて低いコストで実現でき、タップ栓よりも非常に安全です。 酸化物の生成が少なく、溶湯品質の向上に貢献します。 さらにメンテナンスにかかる手間もしくなく、黒鉛シャフトインペラだけが消耗品というパーツの少なさも魅力です。 モーターを吊り上げればシャフトインペラの交換も簡単に実施できる構造になっており、いちいちポンプ全体を溶湯から取り出す必要がありません。 さらには交換の煩わしいポストや、溶湯が詰まってしまう細い上昇管や出湯パイプなど、メンテナンスの必要なパーツもございません。

主な特徴

● 搬送時に溶湯の乱流が抑えられ、酸化物の生成を低減します。
● ポスト、出湯パイプ等の消耗パーツがないので、ランニングコストが少なく済みます。
● シャフトの交換が簡単です。
● シンプルなデザインかつコンパクトな設置寸法なので、炉の改造が最小限で導入可能です。
● タップ抜きに比べ安全で、メタル移送時間が短縮できます。
● モーターのスピードを変えることで出湯量を調整できます。
● 用途に応じた複数の上昇管がございます。

最小流量 最大流量 揚程
300kg/min 1,500kg/min 800mm

設置例

設置例
オーバーフロー式搬送ポンプ

出湯の様子

出湯の様子
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