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2008.07.01

蓋付RFMラドルについて

右写真は蓋付RFMラドルです。
2006年の販売以来、おかげさまで自動車メーカーや自動車部品メーカーを中心に、着実にシェアを拡張し続けています。
販売当初はダイカストマシンメーカーの標準サイズに合うような形状で供給していましたが、ニーズの多様化により様々な要求が生まれました。当然その要求は複雑な形状であることが多く、我々複合セラミック製造上の都合でお断りを余儀なくさせられる場合も増えてきました。
何とかお客様の希望を叶えられないかと製造工程を検討した結果、一体成型では不可能である形状の場合、複数のRFMを別々に成型した後、接合しひとつのRFMラドルとして製品化することにトライ、国内のお客様の協力を得て実装試験を繰り返しました。
その結果、接合した場合でも基本的なRFMラドル性能は充分に発揮されることがわかりました。
現時点では、ラドルに蓋を接合する、という簡単な接合しか結果を出しておりませんが、このトライアルの延長線上にはさまざまな複雑な形状のRFMラドルの将来の展望が広がっています。
蓋付RFMラドル
   

右の写真は12ヶ月を超えて使用されている蓋付RFMラドルです。特に目立った損傷もなく、2008年6月現在も順調に使用されています。
お客様からも「蓋付ラドルにすることで溶湯表面の酸化物をすくうことが無くなった。また、蓋付にすることでラドルの清掃しづらくなるかという懸念もあったが、それも問題なかった。今後は溶湯性能、メンテナンスを考慮しながらベストな蓋の寸法を見極めていきたい」とコメントを頂きました。

蓋付RFMラドル/12ヶ月超え


なお、RFMラドルについての詳細は製品案内をご覧ください。

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