アルミニウム品質向上のための設備・副資材を総合的に提供しています。

耐火物・コーティング・潤滑剤

コーティング各種

水溶性離型剤

アルミニウム合金の溶解・鋳造に際し、耐火物にコーティングを施すことにより、耐火物の損耗防止、不純物の混入防止、及び寿命の延長に効果があります。

BN(窒化ホウ素)コーティングについてはこちら

製品名 主成分
Pyrocote MGM 黒鉛
Pyrocote Z3 ジルコン
Pyrocote MU アルミノケイ酸
Pyrotek Coating 3321 二酸化チタン
Type A1 アルミナ
ZYPCOAT ALT チタン酸アルミ

Pyrocote MGM

パイロコート MGMはアルミニウム溶湯用耐火物向けに開発された水溶性黒鉛コーティング剤です。チクソトロピー性のため、スムーズに塗布することが可能で、塗布後も垂れにくい設計です。アルミニウム溶湯に対して素晴らしい非濡れ性を発揮します

特徴

スムーズに塗布でき、垂れにくい
黒鉛による非濡性
ひび割れ、水ぶくれ、リフトが発生しにくい

Pyrocote Z3

パイロコートZ3はアルミ溶湯向けの耐火物保護コーティング剤です。アルミ溶湯向けのジルコン濃度に調整されているため、成分沈殿しにくく、混合も容易です。ジルコン由来の強塗膜です。垂れにくく、伸びやすい性質のため使いやすいコーティング剤です。

特徴

開封後すぐに使用可能
液だれしにくく塗布後は良流動性
混合、希釈が容易
コーティング肌が滑らか

Pyrocote MU

パイロコート MUはアルミノケイ酸を主成分とした耐火物用コーティング剤です。独自の特性により塗布時は柔らかくなめらか、塗布後は液だれなくその場でキープします。

特徴

高耐久
開封後すぐに使用可能
垂れにくい
コーティング肌が滑らか

Pyrotek Coating 3321

Pyrotek Coating 3321 は摩耗に強いコーティングでアルミニウム溶湯からラドルや治具、耐火物などを保護します。酸化チタンとカオリンを主成分とするセラミックコーティングで、BN(窒化ホウ素)コーティングが使用できない過共晶の合金種でも使用可能です。セラミックラドルや鋳鉄ラドル、治具、耐火物などの保護、離型性の向上に最適です。

特徴

高耐久、耐摩耗性
開封後すぐに使用可能
灰色のため、塗った場所がわかりやすい
コーティング肌が滑らか

Type A1

Type A1は水溶性のコーティングで、600℃以上に加熱すると、アルミナ100%で構成される適度に硬い塗膜を形成します。コーティングは気孔率50%ほどのアルミナから構成されます。緻密質アルミナほど硬くありませんが、簡単に塗布できる、1800℃の耐熱温度を持つなど、様々な利点があります。

特徴

溶融金属耐性
電気伝導率が低い
比較的熱伝導率が高い
多くの耐火物に対して不活性

ZYPCOAT ALT

Zypcoat ALTは経済的な水溶性のチタン酸アルミニウム(Aluminum Titanate : ALT)コーティングで、アルミニウムやアルミニウム合金に対して非濡れ性で反応しません。浸食に強く、耐用温度が1400℃と高いため、様々な用途で使用できます。反応性の高い合金や温度の高い合金の溶解、搬送過程で耐火物を保護します。コーティングは水で薄めることができ、セラミックや金属などに塗ることができます。

特徴

アルミニウムやアルミニウム合金に対して非濡れ性で 反応しにくい
浸食、酸化しにくい
反応性の高い合金に対しても安定

ページのTOPへ

Copyright © Pyrotek Japan Co.,Ltd. All Right Reserved.